直江津のスポット

国分寺①五智国分寺は、741年(天平13年)の聖武天皇の「国分寺建立の詔」により建立された天台宗のお寺です。
創建当時の所在地は未だはっきりと分かっておらず(一説によれば地震により海中に沈んだとも言われています。)、現在の位置には上杉謙信公が再興したと伝えられています。

本 尊は五智如来(大日如来、薬師如来、宝生如来、阿弥陀如来、釈迦如来)で、「五智」という地名はここから来たとされています。本堂は1988年(昭和63 年)に火災で焼失し、1997年(平成9年)に再建されました。境内には、親鸞聖人の配所であった「竹之内草庵」や三重塔などがあります。

三重塔

国分寺③三重塔は1794年(寛政6年)の火災によって一度は焼失しましたが、1856年(安政3年)から再建がはじめられました。しかし高欄などが未完成のまま現在に至っています。
新潟県の有形文化財に指定されています。

経蔵

国分寺②1693年(元禄6年)に上棟された建物で、上越市内最古の建物とされています。
中には1692年(元禄5年)に寄進されたといわれる「鉄眼版一切経(仏教全集)」が納められています。

竹之内草庵

国分寺⑤1207年(建永2年)に直江津に流れ着いた親鸞聖人がお住まいになられたという草庵です。竹林に囲まれていたことから、この名前がつきました。
草庵には、親鸞聖人が国分寺北にある「鏡ケ池」に姿を映しながら掘ったとされる「親鸞聖人坐像」が安置されています。

山門

国分寺④山門は、1835年(天保6年)に能生谷小見村(現在の糸魚川市能生)の七郎左衛門という人物が中心となって再建したと言われています。
山門の両脇には、1836年(天保7年)に名立の長井要壱とその弟子たちによって制作されました。

所在地・アクセス

新潟県上越市五智3丁目20-21
TEL:025-543-3069

直江津駅から徒歩30分

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