地区連日記

本日は御本殿還御祭の日

2020/07/28

子どもの頃から、毎年必ずやってきた直江津祇園祭。
いつもなら7月から各地でお囃子の音が聞こえ、26日には露天が立ち並び、屋台が集まり、花火が上がり、直江津が1年に1度大いに盛り上がる4日間─
当たり前の事が無くなるというのは、本当に寂しいものですね。
直江津だけでなく、全国各地のお祭り関係者の皆さんも、きっと同じ思いのはず。
今はただただ新型コロナウィルスの一日も早い終息を願うばかりです。

そんな中ではありますが、直江津駅前の商店街には飾りが並び、直江津各家庭でも有志の皆さまが提灯を掲げて直江津祇園祭に思いを馳せています。来年、また元気に笑顔でお祭りができますように。

さて、毎年であれば本日28日は八坂神社御本殿に御神輿が還御され、「還御祭」が行われます。
23日に「発輿祭(はつよさい)」で高田に出発した御神輿が、26日に川を下って直江津に戻り、直江津各町内を回って最後に御幸町が八坂神社御本殿に還御します。
この還御があってこその29日の御饌米奉納。来年の29日は、各町内ともきっと素晴らしい御饌米を見せてくれるはずです。

伝統は繋がります。
今JCVさんで放送されている懐かしい祇園祭、20年前・30年前の子どもたちが、今各町内の精鋭に育っています。
きっとこれからも若い力がどんどん育ち、直江津を盛り上げてくれると思います。

来年こそは笑顔で皆さまとお会いできるのを楽しみに、地区連も準備を進めて参ります。
まずは皆さま体調に気を付けて、来年の夏まで元気にお過ごしください。

直江津地区連合青年会 副会長 笠原勇気(御幸町)