地区連日記

退任の御挨拶

2022/03/20

 去る3月12日、令和3年度の今期総会をもちまして私、佐藤は直江津地区連合青年会役員任期を終える運びとなりました事をご報告致します。これまで祇園祭に携わって頂いた各役員の方々、並びに多くの皆様には御心配 御迷惑をお掛けしながらも支えて頂き任期を終えることが出来ました事を感謝申し上げます。ありがとう御座いました。

 5年前この地区連役員となり手探り状態だった私を温かく支え見守って下さった当時の先輩役員方には、多くの事を教わり本当に助けて頂きました。また、お祭に携わる方との面識も増え役員としての責任の重みを感じながらも仕事へのやり甲斐を感じ、より良い祇園祭に向け意気込みで取り組んで参りました。しかし任期4年目、 皮肉にも新型コロナウィルスは嘲笑うかのように祇園祭を中止へと追い込み、お祭りを心待ちにしていた人達を落胆させ、私自身も悔しさと喪失感が残りました。翌年、再び望みを掛け開催を願った任期最後の年も残念ながらその思いは届きませんでしたが、昨年の7月29日、八坂神社さんへ多くの青年会役員の方が祇園祭来期開催への願いを込めて、お参りに訪れ互い改めて、より強い絆で結ばれた思います。
 未だウィルス禍終息への兆しが見えてこない今日ですが、この悪状況からの出口を切り開く日は必ず訪れるはずです。それはコロナウィルスが完全に消滅する日では無く私達一人ひとりが、これらを受け入れ前向きな気持ちで日々の生活と向き合う事が出来る日ではないでしょうか。今沈んでいる気持ちに明るい兆しをもたらしてくれる力が、私達の直江津祇園祭には秘めているはずです。最後になりましたが、この地区連日記に、お祭りに携わる楽しい内容の文面が今後数多く綴られる事を願い、私の最後の退任挨拶とさせて頂きます。
 皆さん5年間、本当にありがとう御座いました。
        
                          直江津地区連合青年会 顧問 佐藤忠世(旭区)