地区連日記

ごあいさつ

2021/04/19

4月17日(土)、新旧会長会議が行われ、正式に今年度の役員の承認をいただき、新たなスタートとなりました。
令和3年度直江津地区連合青年会会長を拝命いたしました、御幸町の笠原です。
一年間、何卒よろしくお願いいたします。

さて、昨年は残念ながら中止となってしまいました直江津祇園祭につきまして、本年は100%は難しくとも、開催に向けて準備が始まっております。当会といたしましては、各町内の皆さまと協力し、開催に向けて努力して参る所存です。

おそらくですが、今後コロナウィルスが完全に治まることは無いと思いますし、開催するにあたりかなりの制限を設けざるを得ないと考えています。ただ、祇園祭の元々の始まり「御霊会」=「疫病退散・鎮圧」の意味を以て開催することは何ら矛盾はなく、楽しみにしている皆さま、特に子どもたちにお祭りの本来の姿を見ていただく良い機会になればと思っております。

そもそも屋台(山車)がお囃子を奏でながら町を練り歩くのも、悪霊を呼び寄せて山車に閉じ込め、町内の蔵に閉じ込めてしまうといった意味もあるそうです。これは一説ではありますが、恥ずかしながら私も祇園祭の起源や意味、屋台巡行の意味、そして祇園祭が地域社会に与える影響等、その長年の功業を知ることなく、考えず、長年参加して参りました。子どもの頃から当たり前にやってきた祇園祭が中止となり、その重要性に今更ながら気が付きました。
大々的な巡行や行事は出来ずとも、神事や地域活動のそれぞれの意味・役割・役目を再認識し、今後未来永劫続けて行けるようにしっかりと道筋をつけていくという意味では、コロナウィルスは大変厄介なものではありますが、昨年の中止は意味があるものであったと思います。

様々なお考えの方がいらっしゃいますし、全ての皆さまにご賛同をいただける事は無いとは思いますが、是非皆さまには地域のために、子どもたちのために、ご協力をお願いできれば幸いです。
改めまして、一年間何卒よろしくお願いいたします。

令和3年度直江津地区連合青年会会長 笠原(御幸町)